基本のたて抱きをマスターしよう!!

赤ちゃんと向かい合わせで抱っこした形。
スリングで最も基本的な抱き方です。
主に首すわり後からスリング卒業まで活躍しますが
頭を少し支えてあげれば首すわり前でも可能です。
("寄り添い抱き"とも呼ばれ、"腰抱き"、"コアラ抱き"、
 "新生児の基本抱き"などもこれに含まれます。)
 

たて抱きのやりかたと注意点

赤ちゃんの足をしっかり開かせ、抱き手の身体に巻き付かせるようにします。
お尻よりも膝をしっかり高く上げて、お尻を布ですっぽり包みます。
膝が下がり太ももが出ていると、赤ちゃんがスリングの内側から落ちてしまうので注意。

背中は、必ず肩甲骨までしっかり覆って、布がたるまないようきっちり締めておきましょう。
ここがゆるいと、子供が反りかえったりした時に落下する危険があります。

★ここがポイント!!

内側から見ると、お尻をスリングに
すっぽりはめ込んで足をガバッと開いた体勢。
ひざの裏からワキの下までは必ず布ですっぽり包みます。

☆応用

赤ちゃんがまだ小さくて足が開きにくい
場合や、成長してママの視界を妨げるよ
うになった時は、正面でなく横にずらす
と楽に抱けます。("腰抱き"と呼ばれます.)








新生児〜低月齢期のヒント

近年、股関節脱臼予防の観点から、首据わり前にも縦抱きを勧めるお店が増えています。
正しく抱けていれば横抱きでも問題はありませんが、中には首据わり前でも縦抱きを好む子、横抱きで顔まで布に隠れてしまうのを嫌がる子もいます。特に夏は、顔まで覆われると暑くてぐずられがち。
そんな時はぜひ縦抱きをしてみましょう。

やりかたは大きくなった子を抱くのとほぼ同じ。足を開いて抱き手の身体に回します。おしりを一番下にして、足がそれより上がるように。布で必ず膝まではすっぽり包み込みます。

ただ、1〜2ヶ月の頃は足をがばっと開かせにくかったり、開いてるかどうか判りにくい場合も。
そんな時は、無理に開いて足を出そうとせず、スリングの中で足を開いてしゃがんだ状態にしてもよいでしょう。足先を引っ張るのではなく、ひざを開いてあげるようにします。
赤ちゃんはスリングの中で、足をM字に開いた状態で抱き手に貼り付く感じになります。

首がうまく支えられずグラグラする場合.

低月齢の頃は身体がふにゃふにゃなので、あまりギュッと締めて固定できません。
そんな時でもレールわたがたっぷり入ったスリングだと、わたが枕のように赤ちゃんの後頭部を支えてくれます。
しかしレールわたが少ない、または入ってないスリングだと、どうしても首が不安定になりがちです。

そんな時はまっすぐ起こさず、リングと反対の方へ体勢をやや斜めにします。スリングと抱き手の上腕に赤ちゃんの頭をもたれかけさせるような感じで支えるとよいでしょう。
このとき、身体は下半身もふくめて全体的に傾けるようにします。上半身だけ横に倒して背骨がぐにゃっと横に曲がらないように注意して下さい。

また、レールわたのかわりに畳んだタオルなどをはさみ、首元にあてて支える方法もあります。
ドーナツ枕があれば、それを挟むと頭全体を手軽にしっかり支える事ができるのでお勧めです。
横から見たときのラインが、首の後ろでくびれた形にならないように、厚みのある部分を首に当てるのがポイントです。

(参考:写真のドーナツ枕は下の方が薄いので、首の後ろに厚い部分が来るように上下逆にしてスリングに挟んでいます。)